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El inquietante espíritu de la ciencia [Parte2] entonces ~

El inquietante espíritu de la ciencia [Parte2] entonces ~

 

Kiaki Nakamura (Escrito por)
Kodansha (Casa editorial de) / Bluebacks
1989年7月 (Fecha de lanzamiento)
Nuevo libro (Formato)

精神科医である著者の前作「怪談の科学」の続編だという
前著では怪談の多くは幻覚・幻聴で科学的に説明できると述べられておりおもしろく読んだ
Pero、怪談には「たたり」というものもあるなぁと僕は思っていた
それも幻覚なのだろうか?
そんな時に本書の存在を知り疑問が解消されるかもしれないと思い読んでみた

本書では現代人の不安と平安人の不安は似ているのではという観点から今昔物語の怪奇譚を楽しみながらいろいろな精神医学に関して触れられている
序章では著者の経験から「病は気から」という実例が挙げられていた
お医者さんでも自分が不治の病かと思えばやっぱり不安になるものなんだなぁ
たたりというのは思い込みのノイローゼらしい
それにしても不治の病にワラをもつかむ思いの病人相手のインチキ医療は困ったものだ

あと勉強になったのは職業上の仮面をつけて社会的役割を演じているうちにその仮面を外そうとしても取れなくなってしまうことがあるという話だ
ビビアン・リーという女優の例が述べられていた
役者の性格と強い親和性を示す役柄を演じていたりすると役者の地と演じる役との分離が怪しくなってくることがあるという
なるほど…

まとめに書かれていたように僕も自前の自我を自分の手で確立できるようがんばろう

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