Par a par de polo video
野尻 抱介 (Escrito por) / KEI (Ilustraciones) Hayakawa Shobo (Casa editorial de) / ハヤカワ文庫JA 2012年2月23日 (Fecha de lanzamiento) Edición de bolsillo (Formato) ピアピア動画という、どこかで聞いたようなWebサービスが題名に入っているSF小説。 あとがきの解説によると著者は尻Pという有名なニコ厨の人らしい。 「南極点のピアピア動画」、「コンビニエンスなピアピア動画」、「歌う潜水艦とピアピア動画」、「星間文明とピアピア動画」という4つの作品が連作になっている。 それぞれの作品が同じ世界観でつながりを持っており、時間軸も4つがそのまま順番になっている。 おもしろかった。 最後のほうは夢中で読んだ。 SF小説だけあって科学技術の難しい用語も多いが、ネットやニコ動のネタがあったりして楽しめた。 僕が特におもしろかったのはやっぱり最後の「星間文明とピアピア動画」かな。 小隅レイの姿をしたあーやきゅあはかわいい。 こんな惑星探査機なら大歓迎だ。 Además、今までの3つのエピソードが絡み合ってこういう展開になるとは思わなかった。 それぞれは無関係なエピソードではなかったんだな。 Y、この最後のエピソードではピアンゴの山上会長という、これまたどこかで見たような人物が登場する。 他のピアンゴ社員にも元になった人物がいるのかもしれないが、そこまでは僕は分からなかった。 本書ではピアピア動画が動画配信サービスの老舗で、国内回線トラフィックの30%を占めていると書かれている。 社会を動かすほどの、かなりの影響力をもったサイトみたいだ。 CGMとしていろいろな人材も集まってきている。 現実のニコニコ動画はと言えば、最近元気がないみたい。 僕が思うに、技術で世界を変えていくのはGoogleというイメージだもんなぁ… これからニコ動がどのように復活するのか、それともこのまま人気がなくなっていくのか、気になるところだな。