Ice Watch
Belgie
2018Years
地球の歩き方 (Hardcover)
Related Posts
- Deadline トム・デマルコ (Written by) / 伊豆原 弓 (Translation) 日経BP社 (Publishing House) 1999年3月19日 (Release date) Hardcover (Format) ソフト開発のプロジェクト管理についての法則が書かれた小説。 小説と言う物語形式をとっているため読みやすくて面白い。 あるプロジェクト管理者が架空の国で6つのソフトウェア開発を任されるという話。 印象に残った法則がいろいろあった。 戦闘指令と管理の関係 面接と採用 リスク管理 防御体制の強化 開発プロセスのモデリングとシミュレーション 病んだ政治 測定基準 プロセスとプロセス改良 プレッシャーの効果 あいまいな使用書 対立 触媒の役割 人為的なミス スタッフの人数 プロジェクトの社会学 倹約精神 急進的な常識 プレッシャーをかけても思考は速くならないという考えや、残業時間を増やすと生産性が落ちるという考えは、そうなのかと思った。 Also、トムキンスたちが開発することになる6製品の競合製品は以下のようなもの。 ノーツ- - -IBMの製品。eメール機能などをもつグループウェアだという。グループウェアとはグループの情報共有などを効率化するソフトウェアとのこと。 ページミル- - -Adobe社のWebページ作成・管理ソフトウェアらしい。同社の他製品との強力な連携機能を特徴とするとか。現在は販売終了。 ペインター- - -コーレル社が開発しているペイントツール。ペンタブレットでいろんな絵が描けるらしい。 フォトショップ クォークエクスプレス- - -Quark社のDTPソフトウェア。Adobe社のAdobe InDesignにシェアを奪われたとか。 クイッケン- - -Intuit社の会計ソフトウェアらしい。アメリカでは有名だとか。
- The Psychology of Agaridisease, Shyness, and Social Fear クリストフ・アンドレ (Written by), パトリック・レジュロン (Written by) / 高野 優 (Translation), 野田 嘉秀 (Translation), 田中 裕子 (Translation) 紀伊國屋書店 (Publishing House) 2007年3月 (Release date) Hardcover (Format) あがり症 内気 社会不安障害(社会恐怖) 回避性人格障害 という4つの社会不安のタイプについて書かれた本。 社会不安になる状況や社会不安になる要因、その対策についても書かれている。 読んでいくと、自分にも当てはまることが多々あった。 というかほとんど全ての状況が当てはまった。 僕はグループ面接など、大勢と双方向的なディスカッションとかするのは苦手だし、他人と雑談するのも苦手だ。 他人に要求したり自己主張することも苦手で、他人に見られてると食事をするときに手が震える。 どうして不安を感じるのかというと、思い込みがあるらしい。 僕でいうと、自分の性格や能力に対してのネガティブな傾向(低い自己評価)と他人の反応をネガティブにとらえるという思い込みがあるみたい。 社会不安のタイプでいうと、あがり症、内気、回避性人格障害というのが自分に当てはまるかもと思った。 社会不安障害(社会恐怖)は当てはまらないのではないかな。 僕は社会恐怖ほどひどくはないと思う。 原因としてはいろいろあり、家庭環境も大きいらしい。 これは僕にも当てはまるなと思った。 うちの母親の教育方針に原因があるだろう。 さてそこでどうやってこれを治すかだが、筆者は 向精神薬による薬物療法 認知行動療法 の2つをあげている。 認知行動療法は自分一人でも実践できるらしい。 大事なのは 逃げ出さない 上手なコミュニケーションのしかたを学ぶ ものの見方や考え方を変える という3つだそうだ。 1つめでは曝露療法というものを行う。 2つめでは自己主張的行動をとるようにする。 そして大事なのが3つめ。 スキーマを明らかにし、それを修正するというものだ。 スキーマとは心の奥にひそむ、その人の絶対的信念であり、ものの見方や考え方を方向づけているもの。 これを見つけて修正していかないといけない。 ためになる本だった。 僕も認知行動療法を実践できるようにしてみたい。
- ゆとりの法則 - 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解 トム・デマルコ (Written by) / 伊豆原 弓 (Translation) 日経BP社 (Publishing House) 2001年11月26日 (Release date) Hardcover (Format) 良い企業にはゆとりが必要で中間管理職も必要だというようなことを書いている本。 組織の再生つまり、学習と変化は組織図の階層の中間の空白部分で起こるという。 印象に残ったことをメモしておく。 マトリックス経営の仕事の切り替えに伴うロス リスターの法則 まちがった管理の法則 目標管理はやめろ テーラーリズムを超えて 信頼関係を築くための親たちのルール 変化のタイミング 学習プロセスの典型的なモデル リスク管理の必要性 管理者が管理の挑戦から逃避して低レベルの仕事をすべきではないという考えを読んで、そういうものかと思った。