Under the Red Dragon

トマス・ハリス (Written by) / 加賀山 卓朗 (Translation) Hayakawa Shobo (Publishing House) / ハヤカワ文庫NV 2015年11月6日 (Release date) Bunko (Format) 有名なサイコサスペンス小説この3部作は僕も昔読んだし映画も見たかなり怖いけどな最近また読みたくなってこの新訳版を買った本書は3部作の中では一番最初の物語だ映画のキャッチコピーは「《悪の根源》を知る為には その原点に戻らねばならない」だったはず本書ではウィリアム・ブレイクの水彩画「巨大な赤い龍と太陽の衣をまとった女」が重要な役割を果たしているレッド・ドラゴンとはこの絵に描かれている竜のことでキリスト教のヨハネの黙示録に記される黙示録の獣のことみたい確か小説版と映画版ではラストがちょっと異なるんだっけか小説版のラストでは主人公ウィル・グレアムが悲惨なことになる… しかし犯人逮捕のためがんばったグレアムは英雄だな彼はこの捜査に携わることに決めたという自身の最初の選択を後悔しているだろうか? 悔やんではいないだろうと僕は思っていた。 Simply、僕はよく覚えていなかったのだが話によるとグレアムは事件解決後酔っぱらいになってしまったらしいあららモリーとウィリーとは別れたのかなやっぱり怪我をして一人ぼっちは辛かったのか… グレアムにはぜひともFBIに復帰してもらってまた事件をどんどん解決してもらいたいなと思った

Human disqualification

太宰 治 (Written by) Shinchosha (Publishing House) / 新潮文庫 2006年1月 (Release date) Bunko (Format) Famous Novels。 According to the commentary at the end of the book、作者の精神的な自叙伝であるという作者は本書を書き上げたのち、39歳くらいで亡くなったらしい僕は何気に本書を初めて読んだこういうストーリーだったとは知らなかった主人公の人生はなんとも悲しい主人公は自身を社会ののけ者と考える「昔僕もそんなことを考えていたなぁ」と思いながら僕は本書を読んでいったそれがとうとうヨシ子と幸せな生活を送るのかと思ったら悲劇が待っていたのだものな主人公は言う自分にとって「世の中」はやはり底知れずおそろしいところでした(第三の手記 p.105) 僕は願わくば平穏な人生を送りたいものだそして酒や女性に溺れるのはやはり良くないな。 However,、ラストでの主人公の年齢がまだ27歳とは驚いたもう主人公はかなりの歳だろうと僕は思っていました退廃的な生活を送り生き急いで日々を過ごしたのだな

The Legend of Sleepy Hollow from the Legacy of the Late Didrich Nikkokokker

  ワシントン・アーヴィング (Written by) / 吉田 甲子太郎 (Translation) Amazon Services International, Inc. (販売) / 青空文庫 2011年8月30日 (作成日) Kindle version (Format) 映画「スリーピー・ホロウ」の原作となった本本書は32編の物語とエッセイが収められた「スケッチ・ブック」という本の一編らしい青空文庫となっていて無料で読めるみたいだ底本は新潮社の新潮文庫から発売された「スケッチ・ブック」とのこと本書は映画とはちょっと違うストーリーとなっているイカバッド先生とブロム・ボーンズとのカトリーナをめぐる恋の争いの結末がああだったのはちょっと残念だイカバッド先生は幽霊騎士に連れて行かれてしまったのかな。 The rest、僕は「倦怠の城(The Castle of Indolence)」という冒頭の1篇の文章が好きなんだよなスコットランド詩人ジェイムズ・トムソンの作品からの引用句そこは心地よいまどろみの国夢は半ばとじた眼の前にゆれきらめく楼閣は流れる雲間にうかび雲はたえず夏空に照りはえていた--倦怠の城 (電子書籍のためページ数不明) 僕の記憶はあいまいなのだが徳間書店が出版している映画のノベライズ版の巻末?にもこの文章が載っていてそれは訳が少し違った気がするそこは心地よいまどろみの国半ばとじた眼の前にゆれる夢の国きらめく楼閣は流れる雲間にうかび雲は夏空の下絶えず照り映えていた… みたいな訳だっけか? 僕はこっちのほうをよく覚えているなぁ…

Winter Day – Nine others

梶井 基次郎 (Written by) Iwanami Shoten (Publishing House) / 岩波文庫 1954年4月25日 (Release date) Bunko (Format) 11篇の短編が収められている本作者は31歳で夭折したらしい僕は初めてこの作者の本を読んだが文章は綺麗な表現で心を打たれるなと思った特に印象深かったのは表題作の「檸檬」「冬の日」それと「ある心の風景」「冬の蠅」とかかな「冬の日」では冬至の頃の太陽の情景について描かれている冬陽は郵便受のなかへまで射しこむ路上のどんな小さな石粒も一つ一つ影を持っていて見ているとそれがみな埃及(エジプト)のピラミッドのような巨大な悲しみを浮べている(冬の日 p.67) 太陽高度が低くなった冬の日光がうまく表現されているなぁなんとなく冬の日差しはせつない気分を感じさせる気がする青く澄み透った空では浮雲が次から次へ美しく燃えていった(中略…) 「こんなに美しいときがなぜこんなに短いのだろう」 彼はそんなときほどはかない気のするときはなかった燃えた雲はまた次つぎに死灰になりはじめた(冬の日 p.84) 冬の夕焼けの風景… その光景の一瞬の美しさが感じられる作者は夕日の光景がけっこう好きだったみたいだなだが「冬の蠅」によるとそれと同時に太陽に対する憎悪も持っていたという著者は病気で余命いくばくもなかったのだろうから生の幻影を持つという太陽にそのような正反対の感情を抱くことも理解できる気がする「ある心の風景」では小さい鈴の描写が鮮明な印象を僕に与えた人びとのなかでは聞えなくなり夜更けの道で鳴出すそれは彼の心の象徴のように思えた(ある心の風景 p.63) 雑踏では聞こえない鈴の音が静かな場所では鳴りだしその存在を認識させるそんな鈴が主人公の心の象徴だという私たちも人と一緒にいるより一人でいたほうが自分の意識をより強く感じるもんな生れてから未だ一度も踏まなかった道そして同時に実に親しい思いを起させる道(中略…) 喬(たかし)は自分がとことわの過ぎてゆく者であるのを今は感じた(ある心の風景 p.63) 「とことわ」とは永久に変わらないことという意味であるらしい自分は永遠であると同時に移り変わってゆく者であるという相反する気持ちを主人公は感じたみたいだなんともいい表現が続くなぁ… この作者の文章を僕はけっこう好きかもしれない。 The rest、なぜか主人公の名前として「たかし」と名付けられた人物が多かったが何故なんだろう。 And、本書は短編集だがそれぞれの物語につながりが感じられる気がしたどの主人公も病気で療養中みたいだし解説に書かれていたが作者自身結核に侵されていて日々死の影と静かな絶望を感じていたようだそれが全ての作品を通して表されていたのだろうな

Happiness Village

津村 節子 (Written by) Shinchosha (Publishing House) / 新潮文庫 1992年6月1日 (Release date) Kindle version (Format) 「幸福村」「天櫓(てんろ)」「麦藁帽子」という中編3作が収録されている作品「幸福村」では僕は主人公の景子が夫の信之のことをそんなに嫌悪しなくてもいいのになぁと思いながら読んでいった。 However,、みつ子と信之がそんな関係だったとは! 流石にそれはちょっと引くかw それならば景子の行動もむべなるかな… 「天櫓」は死化粧師に弟子入りをした女性の物語だ死化粧師という職業が世の中にはあるんだな死化粧をする描写のところは僕はけっこう引き込まれて読んだそれにしても天櫓とはどういう意味なんだろう? 「麦藁帽子」は老夫婦の物語急逝した息子には実は子どもがいて…という話ラストの夏の情景が僕は好きだ工場の白い滝のようなそうめんと湧きたつ蝉の声… なかなかいいね全体的にこの作者は女性の感情を描写するのが上手だなぁという印象だった女性の小説家ならではかもしれないなあと作家の人は小説を書くためにいろいろ取材をしたり旅行したりもしているみたいだしかし本書では登場する男性が浮気していたり愛人を作っていたりする率が少し高いのではという印象を僕は持った

Beautiful star

Yukio Mishima (Written by) Shinchosha (Publishing House) / 新潮文庫 2003年9月 (Release date) Bunko (Format) 突然宇宙人であるという意識に目覚めたある一家を描いたSF小説最近映画化されたらしい。 2017年5月26日公開だってお僕も雑誌の映画紹介記事でこの作品を知った口である。 The story is、地球を救おうとする宇宙人(?)家族についてだ他にも人類全体を滅ぼそうとする悪の宇宙人(?)3人組が登場したりする彼らが本当に宇宙人なのか妄想にとりつかれたただの人間なのか僕は判断がつきかねていたがこの小説のラストを読むと真実が分かったそういうことだったのだろう。 As for me、家長である父親大杉重一郎の考えた人類の墓碑銘草案はなかなかいいなと思った人間の5つの美点をうまくまとめたものらしいそして人類の歴史はこれ以上でもこれ以下でもなかったというこの作者の作品は昔「金閣寺」を読んだはずだがもはやよく覚えていないこのようなSF小説も執筆していたんだな読んでみるとただ会話のかけ合いで物語が進んでいくのではなく合間の情景の描写表現がうまいなぁという印象を受けたよくいろんな難しい言葉を知っていて次から次へと表現が思い浮かぶものだやっぱり小説家は著者ごとにそれぞれ独自の文体というものがあるものなのかね一方で後半では長台詞も出てくるしすごいものだ他の作品も読んでみようかなぁ…

Asahinagu 20

こざき 亜衣 (Written by) Shogakukan (Publishing House) / ビッグコミックス 2016年8月30日 (Release date) Kindle version (Format) あさひなぐの第20巻インターハイ東京都予選の団体戦決勝が描かれる真春先輩を欠いた二ツ坂高校が一堂寧々を擁する國陵高校と戦う将子野上先輩薙が力を尽くして試合に挑んでゆく薙が好きな僕としては母親の姿を追わなくなり団体戦に集中した薙の成長にまたまた込み上げるものがあった感動するなぁ… そして大将戦旭と一堂の試合が始まる一堂から一本を取れるかというところまで成長した旭決勝は代表者戦にもつれこむのであった一堂も時を経るにつれだんだん変わってきたみたいだちょっと丸くなってきたのかな?

Asahinagu 19

こざき 亜衣 (Written by) Shogakukan (Publishing House) / ビッグコミックス 2016年5月30日 (Release date) Kindle version (Format) 部活動で薙刀に打ち込む少女たちを描いた漫画の第19巻本巻ではインターハイ東京都予選の個人戦準々決勝から決勝までと団体戦の準決勝決勝の序盤が描かれる真春先輩は一堂寧々を倒して個人戦で優勝するが団体戦の準決勝でまさかのアクシデントが… 僕は登場人物の中で愛知薙が好きなのだが薙が準決勝で必死に試合をつなごうとするところではウルッときた… コンプレックスを抱えて苦手としていた相手によくがんばったなぁそして二ツ坂高校と國陵高校との団体戦決勝戦がついに始まるのであった

Women-cry frightening picture

中野 京子 (Written by) Kadokawa Shoten(Kadokawa Group Publishing) (Publishing House) / 角川文庫 2011年7月23日 (Release date) Bunko (Format) 22の西洋の名画にひめられた意味や背景を読み解いてみせる本世界史的な内容やキリスト教ギリシャ・ローマ神話についてなどその批評評価の範囲は広範に及んでいた絵画を普通にただ眺めていてもどういう絵なのかよく分からないことが多いからこうして説明されるとよく理解できるな僕が印象に残った絵画は以下のようなものかなベラスケス-「ラス・メニーナス」 エッシャー-「相対性」 ヴェロッキオ-「キリストの洗礼」 ブレイク-「巨大なレッド・ドラゴンと日をまとう女」 ホガース-「精神病院にて」 ベックリン-「死の島」 ピカソ-「泣く女」 エッシャーのだまし絵は見ていておもしろいなぁ長崎のハウステンボスに作品がまとまって集められているらしいいつか観賞しに行ってみたいものだブレイクの作品はアメリカの作家トマス・ハリスの小説で取りあげられていたから有名かもしれない一つの絵画を小説の重要なモチーフにして作品を書くとはなかなかやるな僕は「レッド・ドラゴン」は小説も映画も見たことがあるがまた久しぶりに見てみたくなったまぁ内容はけっこう怖いけど… またこうして観賞してみるとやっぱりピカソはすごいと思った… この「泣く女」はキュビズムという描法で描かれているらしいが素人の僕目線でも傑作という気がした芸術家というのは他人の感情を全て吸い取って自分の糧にしようとするから怖い存在らしいそういうものなのかもな~

The image seen in the picture! a book in which prepositions are clearly understood

Whithouse Co., Ltd. (Written by, Edit) Nagaoka Shoten (Publishing House) 2015March 18, 2010 (Release date) Hardcover (Format) a book with illustrations and easy-to-understand writings about Prepositions in English。 The first chapter shows image illustrations and example sentences of 33 prepositions.。 Chapter 2 describes how to compare and use two prepositions, each of which is used.。 There were a lot of things that I didn't understand, so I learned a lot.。 The combination of basic verbs and prepositions was also summarized as an appendix.。 I want to be able to use prepositions well.。

How to create

Masaaki Takane (Written by)Kodansha (Publishing House) / 講談社現代新書1979年9月20日 (Release date)Kindle version (Format) Books written about social science methodologies。An author who has studied in the United States and obtained a job overseas、Graduate School Study in the USA、Learned from research activities、It is said to be a guide to research methodologies。But、More than just the social sciences、知的活動に携わる者ではいずれにせよ同じような方法論が必要になってくるらしい本書では実験的方法数量的研究質的研究組織的比較例証法参加観察法などの方法が述べられていた僕は疲れてきて後半はサラサラと本書を読んだので分かったような分からないような感じだった著者は西洋の既成知識を獲得することよりも新しい知識の創造が大事ではないかと言うなるほどな~また現代においては高度な理論を駆使することなしには重要な発明や発見を行うことはできないとも言う理論を構築しないといけないんだな~ あとは筆者の体験からアメリカの大学院の雰囲気などが感じ取れておもしろかったアメリカの大学はかなり厳しいらしい僕もぬるま湯につかってないでがんばろう!

Bundand, Nose

Gogol (Written by) / Hajime Hirai (Translation) Iwanami Shoten (Publishing House) / Iwanami Bunko February 16, 2006 (Release date) Bunko (Format) 2A paperback book containing two short stories, "The Mantle" and "The Nose"。 The "cloak" is a junior officer of the ninth rank officer of Mannen、It's a story about Akakiy Akakiewicz, who makes copying his job.。 Where he tried to renew his cloak、Suddenly, a storm comes to his empty life.。 At the mercy of his joys and misfortunes, his fateful outcome was... Even in the life of a mediocre reader like me、A sudden event may cause a storm to blow into a peaceful life.。 Even in such a situation, you have to live with your feet on the ground.。 "Nose" is the story of Eighth Officer Kovalov。 One day、His nose left his face and he began to walk alone.。 Moreover, the nose appeared in various places in the form of a fifth-class officer.、Strange and inexplicable developments。 It is a work that depicts irrational themes in a realist manner.。 Speaking of "nose"、I only knew the works of Ryunosuke Akutagawa.、There are writers in the world who think about various things。

Last Embrio (2) Avatara of the Second Coming

Taro Ryunoko (Written by) / Momoko (Illustrations)KADOKAWA / Kadokawa Shoten (Publishing House) / 角川スニーカー文庫2015年11月28日 (Release date)Kindle version (Format) 問題児シリーズが全12巻で第1部完結した第2部は「ラストエンブリオ」とタイトルを変えて続刊しているらしい本書はその第2巻だ第2部から新しいイラストレーターの人が加わったみたいだな物語には十六夜の孤児院の家族である西郷焔が登場してダブル主人公で進んでいくみたいである本書では太陽主権戦争予選ゲームのミノタウロスとの戦いが終わったインド神話で語られている“アヴァターラ”という王群が現れたりして彼らも太陽主権ゲームに参戦するという「魔王連盟」を作ろうとしていた殿下はアヴァターラ最後の化身らしいがこれも何か関係あるんだろうかあとは“ウロボロス”もいるしなぁこれから大変なことになりそうだ。Speaking of which、僕は今回分かったことがあった本書で焔と鈴華がこんなことを言っていたのだ「ギフトゲームって勝利条件を全てクリアしたら主催者を問答無用で服従させられるって聞いたけど」「死んだとしても無理やり復活させるって辺り神様の箱庭って感じだよな」(エピローグ電子書籍のためページ数不明) こんなルールがあったとは知らなかったそれで第1部の第4巻でレティシアが生きていたのか巨龍となったレティシアの心臓を撃つことで第1第2第4の勝利条件が達成されたわけだななるほど~