杉浦 隆幸 (Written by)
Shogakukan (Publishing House) / 小学館新書
2016年4月6日 (Release date)
Kindle version (Format)
インターネットでの情報の取り扱いと、情報を守るにはどうすればいいかが書かれた本。
気になったことまとめ。
- グーグルも利益追求を目的とした株式会社
ユーザーからの情報を使って広告収入を得ている広告企業である。
Gmailの広告、Youtubeの広告、アドワーズ、アドセンス…などなど。
Facebookも個人情報ダダ漏れ。
ツイッターはそこまで情報を漏らしてはいない=うまく収益化ができてない。
- オンライン電話帳はあぶない
- GPSの弱点
現在地の測位に時間がかかる(早くて30秒、だいたい2分から5分)。
衛星を利用しているので、屋内だと苦手。
- アメリカの企業のクラウドサービスは検閲されている
- フィッシングとMITB(Man In The Browser)
- 個人情報に関する考え方の違い
- アメリカはゆるゆる
- ヨーロッパはきびしい
- 日本は中間
- 各国の検索サイト
- 中国はバイドゥ(百度)
- ロシアはヤンデックス(Yandex)
- 韓国はNAVER
- 標的型攻撃
- パスワードについて
数字とよくある単語を組み合わせたパスワードはパスワード解読辞書により破られるらしい。
数字とアルファベットの大文字、小文字、さらに記号も含めて桁数を長くすると安全。
- 海外のメールサーバーではメールの本文も見られている
便利だからいろんなネットサービスを使っちゃうけど、個人情報流出の危険を考えると気をつけないといけないなと思った。
クラウドとかIOT(Internet of the Things)は危険がいっぱいだ。
Related Posts
- Apple、The day Google becomes a god, why is the hardware garbage? 上原 昭宏 (Written by), 山路 達也 (Written by) Kobunsha (Publishing House) / 光文社新書 2015年4月16日 (Release date) New book (Format) IoT(Internet of Things:モノのインターネット)などに関する本。 ハードウェアはなぜゴミなのか?という刺激的なタイトルがついている。 そこには、大事なのはハードウェアではなくクラウド上のデータ、製品の適切な廃棄/買い替えサイクルをきちんと設計したほうがいい、ハードウェアでは差別化できないという著者の考えがあるみたい。 気になったところをまとめておく。 バズワード いかにも、もっともらしい専門用語。専門家が好んで用いるような言葉。 Bluetooth IoTにおける小さな機器にはWi-Fiのような高速通信は必要ない。消費電力が少ないことが重要。 BLE(Bluetooth Low Energy) Bluetooth 4.0以降の規格。 消費電力は非常に少なく、ボタン電池1個で何ヶ月もデバイスを駆動させることができるほど。 アプセサリという概念で、様々な機能を搭載できるようになった。 Appleが積極的に推進している。 iビーコン クーポンや情報の提供、オーダーや各種決済などに使われているとのこと。 モノ、サービスが充実してきた先進国で次に求められるのは「経験」や「体験」 ホームオートメーション アップルとグーグルが中心的存在か。 なかでもアップルがIoTでは先行しているみたい。 アップルのホームキットとグーグルのワークス・ウィズ・ネスト。 ヘルスケア アップルのヘルスキットとグーグルのグーグル・フィット。
- After the Tokyo Olympics say that new year's day silver Council member from Japan economy
- Asahinagu 19 こざき 亜衣 (Written by) Shogakukan (Publishing House) / ビッグコミックス 2016年5月30日 (Release date) Kindle version (Format) 部活動で薙刀に打ち込む少女たちを描いた漫画の第19巻。 本巻ではインターハイ東京都予選の個人戦準々決勝から決勝までと、団体戦の準決勝、決勝の序盤が描かれる。 真春先輩は一堂寧々を倒して個人戦で優勝するが、団体戦の準決勝でまさかのアクシデントが… 僕は登場人物の中で愛知薙が好きなのだが、薙が準決勝で必死に試合をつなごうとするところではウルッときた… コンプレックスを抱えて苦手としていた相手によくがんばったなぁ。 そして二ツ坂高校と國陵高校との団体戦決勝戦がついに始まるのであった。