To the people behind the unrest-cure morbid habit of awkward

To the people behind the unrest-cure morbid habit of awkward

ジェフリー・M・シュウォーツ (Written by) / 吉田 利子 (Translation)
草思社 (Publishing House)
1998年7月 (Release date)
Hardcover (Format)

強迫性障害(OCD)について書かれた本
2017年の1月に新しいまえがきが加筆された新装版が発売されるとのこと
ちなみに僕が読んだのは上の表紙の古いバージョンの本です
内容はまえがき以外は変わっていないのかな?

not exceeding、簡単なまとめと感想
強迫性障害の治療には行動療法が有効で曝露(ばくろ)反応妨害法と呼ばれている
アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部の教授である著者は、1000人以上の患者さんを治療してきた経験から曝露反応妨害法を発展させて4段階方式という治療法を生み出した
それは

  1. 第1段階ラベルを貼りかえる
  2. 第2段階原因を見直す
  3. 第3段階関心の焦点を移す
  4. 第4段階価値を見直す

というものだ
この治療法は患者さんが一人でも行うことができる
実践していくと実際に脳の働きが変化するという
行動を変えることが大事らしい

僕は強迫性障害ではないがこの病気は大変だなと思った
本ではいろいろな患者さんの体験が書かれているのだがこの病気のせいで悲惨なことになった家族の例が様々出てくる
できれば早めに専門のお医者さんの診療を受けたほうがいいのだろう
The rest、いろいろとためになることも書いてあった

「人間としての価値はあたえられたものを受け入れたうえでどこまで前進できるかで決まる」
(p.182)

自分の過去や育ち境遇のことばかり考えないで実際にいろいろ行動してみようということだろう
僕も何か生産的なことをしていこう

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