Kotaro Sawaki (Written by)
Shinchosha (Publishing House) / Shincho Bunko
1994April 30 - (Release date)
Kindle version (Format)
Turkey、ギリシャ、地中海が舞台の第5巻。
アジアから中東を通ってヨーロッパへ。
著者の旅も終わりが近づいてきた。
イランのテヘランに着いた著者はバスでトルコのエルズルムへと向かう。
そしてトラブゾン、アンカラ、イスタンブールを通過した。
僕がおもしろかったのはトラブゾンの老人が言う「フニャラ、フニャフニャ」という言葉かな。
アンカラでは著者の旅の目的が果たされる。
イスタンブールの熊連れの男にはヒヤッとさせられた。
マカオでのカジノの時も思ったが、著者は機転が利くものだ。
afterwards、ギリシャに入国し、テサロニキ、アテネを経由してペロポネソス半島にたどり着いた筆者。
ミケーネ、スパルタ、ミストラ、オリンピア、パトラス…
世界史、地理がよく分からない僕にはなじみのない地名だが、いいところみたいだな。
last、第15章では地中海のアドリア海を通り船でイタリアへ進んで行くのだった。
本シリーズをここまで読んできて、海外での値段交渉は大変だと思った。
旅行者には現地の相場が分からないので。
高い値段をふっかけられることもあるし。
駆け引きが苦手な僕だったら言い値で支払ってしまうだろうか、それとも海外だと気が大きくなって値切りだすのだろうか。
どっちだろう。
Related Posts
- I、Beautiful? Popup (Written by)Wikipedia (The free encyclopedia)1978In December (KIA elephant day)Myth (Classification) 風説データベース東京謎伝説うわごとのとなり発言小町国立国会図書館 Yahoo!JAPAN 知恵袋 噂の激震地かぁ。マスクの流行。
- Late-night Express 6 Southern Europe and London Kotaro Sawaki (Written by) Shinchosha (Publishing House) / 新潮文庫 1994年4月30日 (Release date) Kindle version (Format) 著者の旅も完結?の第6巻。 今回はイタリア、モナコ、France、スペイン、ポルトガル、イギリスを旅する。 イタリアのローマ、フィレンツェ、ピサ、ジェノヴァ、フランスのニース、マルセーユ、Paris、スペインの、バルセロナ、バレンシア、マドリード、ポルトガルのエルヴァス、リスボン、サグレス、そしてイギリスのロンドン… モナコでは苦い経験もしたみたいだが、イギリスまで無事たどり着けたし結果オーライだな。 The rest、海外で出会う日本人に同族嫌悪感を抱いてしまう気持ちはなんとなく分かる。 The author is、彼らを鏡として貧乏旅行する自分の姿を見てしまうからだと述べていた。 僕的にはちょっと考えが違うのだけれども、異国の地で、自分は自分の旅は特別なものだという感覚があると思うのだ。 それが同国人の観光客に会うことで、実は自身も旅もよくある普通のものに過ぎないということに気づくからかもしれない。 本書ではタイのバンコクに駐在する日本人夫妻の主人の話が、著者の印象に残ったこととして紹介されていた。 「しかし、外国というのは分からないですね」 (中略) 「ほんとにわかっているのは、わからないということだけかもしれないな」 (第十七章、電子書籍のためページ数不明) 中途半端な知識でわかった気になるのは危険なのかもしれない。 なるほど… 6巻まで読んでみて僕も旅行記を書いてみたくなった。 気の向くまま旅をしてそれが本になったら最高だ。 そんな簡単なものではないかw 旅行中取材メモをとるのが大変そうである。 著者は初志貫徹、バスでの旅にこだわったところがやはりすごいのだろう。
- Their style Kotaro Sawaki (Written by) Shinchosha (Publishing House) / 新潮文庫 1996年3月28日 (Release date) Bunko (Format) コラムでもエッセイでも、ノンフィクションでも小説でもないと著者が語る、新しいスタイルの33の物語とのこと。 アメリカの新聞に連載されているようなコラムを目指しているうちに、新たな境地に達したということみたいだ。 おもしろかったのは、「鉄塔を登る男」、「砂漠の雪」かな。 東京タワーのてっぺんのライトを取り換える人とアラビア文字の書道家となった人。 ノンフィクションジャンルで多種多様なエピソードを見つけるには取材が必要というのが今回の僕の発見だった。 Other hand、小説では必ずしも取材が必要というわけではないのか。 自分の経験次第で…というところか。