森 博嗣 (Written by)
Shueisha (Japan) (Publishing House) / 集英社新書
2010年6月22日 (Release date)
Kindle version (Format)
有名な小説家である著者が、小説の書き方を述べる本。
著者は大学の建築学科の先生らしい。
二足のわらじを履いて仕事をしているわけで、すごいなぁ。
本書では小説家として仕事をする中で経験から考えたこと、感じたこと、出版業界のこととか、心構え、創作についてなど様々書かれていた。
自分の頭で物を考えるタイプの人らしく、独特な考えだなと思うこともあったが、読んで勉強になった。
人間の行為は自分の価値観と周囲の欲求のせめぎあいに常にさらされ、1つ1つの判断によって道筋が少しずつ決まっていくものという考えとかね。
The rest、小説には、その世界をたった一人の人間が創りだしたという凄さがあるという考えとか。
僕はこの作者の作品を読んだことがないのだけれど、興味が湧いてきたぞ~
Related Posts
- How to write a deep and delicious novel - Waseda University Novel Class 三田 誠広 (Written by) Shueisha (Japan) (Publishing House) / 集英社文庫 2000年4月23日 (Release date) Kindle version (Format) ワセダ大学小説講義録シリーズの第2弾。 本書は第1弾に続く上級編らしい。 深い作品を書くには理論が必要だと著者は言う。 サルトルの実存の話や、レヴィ=ストロースの構造主義の話、物語構造の話、ドストエフスキーの小説の話などが語られた。 僕が知っていることも多くて、昔読んだ本を思い出したりしたが、深くておいしい小説を書く際にためになることもいろいろ書かれていた。 勉強になるな~ また、南米出身の作家ガルシア=マルケスの「百年の孤独」という本が取り上げられていた。 僕は読んだことがないのだが、おもしろいらしい。 ラストに本シリーズの第3弾も読むか~
- Southwest Silk Road disappears into dense forests Hideyuki Takano (Written by)Shueisha (Japan) (Publishing House) / 講談社文庫2009年11月13日 (Release date)Kindle version (Format) Departing from Chengdu, Sichuan Province, China、Through Northern Myanmar、The Southwest Silk Road to India。After World War II、A book in which Mr. Takano challenges a route that no one has completely followed by land.。3Months? The journey is vividly depicted。This time too, the content was blown away.。With the help of guerrillas from the anti-government minority, I walked through the jungle (even riding elephants)、Hiding your identity and crossing borders、Getting into various troubles、とても危険な旅だっただろう…よく無事に日本に帰って来られたなぁ。 He was deported to India for this incident.、I was blacklisted、It seems that you can no longer enter India。この前読んだ別の作品である怪魚ウモッカ格闘記―インドへの道に話がつながっていくわけか。I want you to moderate the danger anymore.。
- Waseda Sankyoseiki Hideyuki Takano (Written by) Shueisha (Japan) (Publishing House) / 集英社文庫 2003年10月22日 (Release date) Kindle version (Format) 著者の自伝的小説。 1990年代の学生時代に三畳一間、家賃月1万2千円のワセダのアパート「野々村荘」で暮らした約11年間の物語だという。 登場人物は、野々村荘の住人や探検部の部員たちなど変わった人ばかりだ。 彼らのいろいろなエピソードが語られていて、Interesting。 後半、ケンゾウさんとかケガワ君の話に少し悲哀を感じたが、みな無事に野々村荘から旅立つことができてハッピーエンドかな。 それにしても三畳間の、狭くてプライバシーがないような場所で生活できるのはすごい。 学生の頃の僕は濃密な人間関係が苦手だったので、こういう青春は送れなかったろうな。 まぁ今になっては、にぎやかで楽しそうであるとも思った。