大鐘 良一 (Written by), 小原 健右 (Written by)
Kobunsha (Publishing House) / 光文社新書
2010年6月17日 (Release date)
New book (Format)
2008年にJAXAにより行われた宇宙飛行士の選抜試験についてのドキュメンタリー。
NHKのディレクターと記者の人が著者だ。
読むとおもしろく、感動する場面もあった。
試験に挑んだ人たちはみな宇宙飛行士という夢にむかって努力を続けてきたみたいだ。
独学で英語を勉強した人もいるという。
僕もいろんなことをがんばろうと思った。
選抜試験で徹底して求められたのは「決してあきらめず、他人を思いやり、人を動かす力があるか?」という「人間力」だったらしい。
その人の人生、仕事の経験などから人間性というのはにじみ出るものなのだろう。
最終選抜試験に残った候補者は10人で、ストレスのかかる閉鎖環境の中で2週間の試験を行う。
リーダーシップとフォロワーシップが重要な評価基準だったみたい。
着実に課題をこなす能力や危機に対処する能力ももちろん必要だったのは言うまでもない。
Also、宇宙ステーションでは騒音と臭いの2つが特有のストレスになるということを知って、I thought it was better.。
そうなんだな~
Related Posts
- The Performance of Contemporary Thought 難波江 和英 (Written by), Itsuki Uchida (Written by)Kobunsha (Publishing House) / 光文社新書2004年11月20日 (Release date)Kindle version (Format) 前書きによると、本書は現代思想をただ概説するのではなく、現代思想をツールとして使いこなす技法を実演(パフォーマンス)するものだという。 というのも、イギリスやアメリカでは思想を人間の共有財産と見なし、思想を実践する姿勢があるらしい。 この本で取り上げられている思想家は、フェルディナン・ド・ソシュール、ロラン・バルト、ミッシェル・フーコー、クロード・レヴィ=ストロース、ジャック・ラカン、エドワード・サイードだ。 大学3〜4年生が対象らしいが、ソシュールとレヴィ=ストロース以外の人を知らなかったので勉強になった気がする。 内容は分かりやすく面白かった。 But、僕的には文量があって読むのが大変だった。 超絶的難解さを持つというジャック・ラカン理論を本書の著者のおかげで少し読むことが出来、Interesting。 本章で挙げられたカミュの異邦人の読み方はきれいに整理されていてなるほどと思った。 おそらくカミュ自身も自分が発信しているメッセージに気がついていなかったらしい。 エドワード・サイードの章のテクスチュアルな姿勢というものも僕は腑に落ちた。 せっかく学んだことだから自分でも実践してみようと思うのだが、適切な作品が思いつかないな。
- "Outside the self" of how to make-new human relations change the nature 山田 和夫 (Written by) 亜紀書房 (Publishing House) 2004June (Release date) Hardcover (Format) 性格は人間関係などで出てくる行動パターンであり、流動的で変えられるものだという考えを書いた本。 分かりやすくて読みやすい。 性格とは無意識下に存在するいろいろな自分の総合体ですから、人間関係を経験し考える中で、どういうふうにそのさまざまな自分を引き出し演出するかということが重要です。 (p.19) 僕は性格というと変えられないものかなと思っていたが、「外なる自己」を演技していくとその行動パターンが身について引き出しが増え、他人から見た自分は性格が変わって見えるという考えになるほどと思った。 性格で悩んでる人はこの本を読んでみるといいかもしれない。 The rest、子どもはゆっくり、現実と妥協させながら育てるといいとか、一次集団、準拠集団を大事にすべきとかいろいろ書いてあって、I thought it was better.。 自立させる、自信をつけさせるにはモデルを示し経験させることが重要だったり、おとなの自立は相互依存だったりするらしい。 この本を初めて読んだのはもう数年前だが、その時は僕もこの本で言うところの「内なる自己」の反撃を受けたものだ。 But、今読んでみると結構すんなり内容を受けとめることができた。
- Moriyama Daido Street Snap Susume 森山 大道 (Written by), 仲本 剛 (Written by) Kobunsha (Publishing House) / 光文社新書 2010年8月20日 (Release date) Kindle version (Format) 日本を代表するカメラマンであるという森山氏の写真に対する考え方が書かれたような本。 森山氏は路上スナップ撮影に一貫して重点を置いてきたという。 スナップとは被写体の自然な表情、動作を瞬間的に写す撮影手法みたい。 本書のために街や道路で撮影した、氏の実際のスナップも載っていた。 コンセプトやテーマにとらわれず、自分がその時気になったものを全て写真に撮るということがスナップでは大事らしい。