中村 希明 (Written by)
Kodansha (Publishing House) / Bluebacks
1990年3月20日 (Release date)
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精神科医の著者が犯罪心理学について一般の読者向けに書いたという本。
生まれながらの素因と生育環境の2つの影響、サギ師について、えん罪の話、精神病者の犯罪、現代の犯罪に関して、全5章にわたって様々なことが述べられている。
昔の残虐な事件について載っていたりして、怖かったなぁ。
えん罪事件も恐ろしい…
The rest、精神障害による犯罪は実は少ないらしい。
現代では匿名性(アノニミティ)と、社会不満というルサンチマンの拡散による犯罪が起きているとのこと。
Also、最後のまとめとあとがきが印象的だった。
持てる者と持たざる者との格差はますますひろがり、社会の矛盾、不条理は増すばかりである。
誰しも「魔の一瞬」が全く訪れないとは言い切れないであろうと著者は言う。
犯罪を犯す人は我々とまったく無縁の人間ではありえないのだ。
よくよく気をつけて、願わくば平和な人生を送りたいと僕は思った。
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