Riku Onda (Written by)
Kodansha (Publishing House) / Kodansha Bunko
2011年8月12日 (Release date)
Bunko (Format)
著者の集大成の作品。
殺人事件が起きたのはある町。
そこは塔と水路の町だという。
いろんな謎がある。
M駅にあるステンドグラス。
亀、糸切りバサミ、雲が描かれている。
表されるのは3つの塔。
第5章、ハンカチの謎。
焚き火の神様とはなに?
筆者の読者を魅了する手腕が如何なく発揮された小説であるとみえる。
Related Posts
- 怪談の科学〈PART2〉たたりじゃあ~ 中村 希明 (Written by)Kodansha (Publishing House) / ブルーバックス1989年7月 (Release date)New book (Format) 精神科医である著者の前作「怪談の科学」の続編だという。前著では、怪談の多くは幻覚・幻聴で科学的に説明できると述べられており、おもしろく読んだ。But、怪談には「たたり」というものもあるなぁと僕は思っていた。それも幻覚なのだろうか?そんな時に本書の存在を知り、疑問が解消されるかもしれないと思い、読んでみた。 In this book、現代人の不安と平安人の不安は似ているのではという観点から、今昔物語の怪奇譚を楽しみながら、いろいろな精神医学に関して触れられている。序章では、著者の経験から「病は気から」という実例が挙げられていた。お医者さんでも、自分が不治の病かと思えばやっぱり不安になるものなんだなぁ。たたりというのは思い込みのノイローゼらしい。それにしても、不治の病にワラをもつかむ思いの病人相手のインチキ医療は困ったものだ。 あと勉強になったのは、職業上の仮面をつけて社会的役割を演じているうちに、その仮面を外そうとしても取れなくなってしまうことがあるという話だ。ビビアン・リーという女優の例が述べられていた。役者の性格と強い親和性を示す役柄を演じていたりすると、役者の地と演じる役との分離が怪しくなってくることがあるという。なるほど… まとめに書かれていたように、僕も自前の自我を自分の手で確立できるようがんばろう。
- Google-Google Destroys Existing Businesses Toshinao Sasaki (Written by) Bungei Shunshu (Publishing House) / 文春新書 2006年4月 (Release date) New book (Format) 2006a book released in 1999。 だいぶ古くなったが読んでみた。 第1章 Googleニュースについて Googleニュースは新聞社の記事の見出しだけを自動的にコピーしてきて、利用者がクリックするともとの新聞社のホームページに飛ぶ仕組み。 著作権や広告費について新聞社との問題も多かったらしい。 Google版オフィスソフトとGoogle Mapについて Ajax(エイジャックス)という技術が、ウェブブラウザ上でさまざまなサービスを動作させることを可能にしたという。 非同期通信を行うことらしいが、僕は詳しくは知らない。 Googleネット計画について 無料の無線LANを提供するGoogleによるインフラ整備だという。 個人情報をもとに、広告ビジネスを展開するみたい。 Google Base 個人向け広告ビジネス。 Google PCとGoogleブックサーチ 第2章 Google Adwordsというキーワード広告について 検索エンジンの性能向上とともに現れた。 クリック単価を落札することで広告をのせるらしい。 第3章---キーワード広告の活用事例 第4章---ロングテール現象 第5章 アドワーズとアドセンスでGoogleは収益をあげている(いた?) Google AdSenseというのは個人のホームページなどに広告を配信するサービス。 2005年頃はアドワーズとアドセンスによる売上がGoogleの収益の99%だった。 ブログの出現とムーバブルタイプ ムーバブルタイプとはブログを簡単に開設することのできるソフト。 トラックバックという仕組みが革新的だった。 アテンションが重要 情報過多の時代、人からどれだけ注目されるかが最大の価値基準に。 第6章 あらゆるものをデジタル化 Google八分と忘れられる権利? Googleはあくまでユーザーにとって正しい検索結果を提供するのが最大の目的であるらしい。 Googleに対する圧力 読みやすくておもしろかった。 でも最近ではGoogleを取り巻く状況も変わってきているのかな? 人工知能とか自動運転とか、どうなんだろう。
- Last embryo 6 battle!! Atlantis continent