オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ
ドキュメンタリー監督、ノンフィクション作家である著者がいわゆるオカルトについて書いた本。
多くの人へのインタビューをもとに、構成されている。
秋山眞人の霊視で起こったことや、勝手に開く自動ドアなど、本書では様々な不思議なことが書かれている。
僕の知らないことがいろいろとあり、おもしろかった。
オカルトの「羊・山羊効果」や見え隠れ現象というものは知らなかった。
そのように考えると、現象が何か大きな意志を持っているようで不気味だった。
でも第十七幕では、それは現象を認知する側の意識の無意識と抑制によるものではないかとも言われていた。
そっちのほうが考えとしては怖くないな。
僕は不思議なことはあまり信じていないが、いつか科学が発達して、不思議を証明する日が来るのかな?
不思議なことにはあまり関わらないほうが平和かもしれないと思った。
他にもラプラスの悪魔とかの説明も出てきて、ライトノベルの「問題児シリーズ」を思い出した。