Googleの正体
Googleについていろいろ書かれた本。
前読んだ「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」という本と同じような内容だ。
しかし、本書の発売は2010年ということで、こちらのほうが新しい本だ。
本書の内容でも今となっては外れてる予想もあったが、未来を予測することは難しいからな。
印象に残ったことをまとめ。
- クロムOSとアンドロイド
- プラットフォームビジネスは儲からない?
- グーグルの成長戦略はとにかくたくさん検索してもらって、広告をクリックしてもらい、広告費で稼ぐというものか
- ウェブ履歴
- 行動ターゲティング広告とプライバシー
- Googleは邪悪になるか?
- Googleの使命についての有名な言葉
- 医療界や遺伝学の分野に進出するかも
- 代替燃料と無線LANにも興味を持っている
ウェブ履歴というサービスは知らなかった。
今のマイアクティビティというサービスの元になったものなのかな。
また、Googleの理念については会社概要の冒頭に書いてある有名な言葉があるらしい。
Googleの使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。
(p.161)
また、こんな理念もあるらしい。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
(p.167)
Googleはこれらの理念に沿っていろんなサービスを展開しているようだ。
そういえば、前に読んだ「沈黙のWebライティング −Webマーケッター ボーンの激闘−」という本にも同じことが書いてあった気がする。
2017年現在、Googleの収益源はどうなっているのだろうか。
広告費に加えて、Android、Google PlayストアとかポケモンGOとかで儲かっているのかな?
それともポケモンGOはNiantic, Inc.って別の会社に収益が入るのかしら、よく分からん。
Googleが自らの理念に反して今後邪悪になるかどうかも興味深いところだな。