グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する
2006年に発売された本。
だいぶ古くなったが読んでみた。
- 第1章
- Googleニュースについて
Googleニュースは新聞社の記事の見出しだけを自動的にコピーしてきて、利用者がクリックするともとの新聞社のホームページに飛ぶ仕組み。
著作権や広告費について新聞社との問題も多かったらしい。 - Google版オフィスソフトとGoogle Mapについて
Ajax(エイジャックス)という技術が、ウェブブラウザ上でさまざまなサービスを動作させることを可能にしたという。
非同期通信を行うことらしいが、僕は詳しくは知らない。 - Googleネット計画について
無料の無線LANを提供するGoogleによるインフラ整備だという。
個人情報をもとに、広告ビジネスを展開するみたい。 - Google Base
個人向け広告ビジネス。
- Google PCとGoogleブックサーチ
- Googleニュースについて
- 第2章
- Google Adwordsというキーワード広告について
検索エンジンの性能向上とともに現れた。
クリック単価を落札することで広告をのせるらしい。
- Google Adwordsというキーワード広告について
- 第3章—キーワード広告の活用事例
- 第4章—ロングテール現象
- 第5章
- アドワーズとアドセンスでGoogleは収益をあげている(いた?)
Google AdSenseというのは個人のホームページなどに広告を配信するサービス。
2005年頃はアドワーズとアドセンスによる売上がGoogleの収益の99%だった。 - ブログの出現とムーバブルタイプ
ムーバブルタイプとはブログを簡単に開設することのできるソフト。
トラックバックという仕組みが革新的だった。 - アテンションが重要
情報過多の時代、人からどれだけ注目されるかが最大の価値基準に。
- アドワーズとアドセンスでGoogleは収益をあげている(いた?)
- 第6章
- あらゆるものをデジタル化
- Google八分と忘れられる権利?
Googleはあくまでユーザーにとって正しい検索結果を提供するのが最大の目的であるらしい。
- Googleに対する圧力
読みやすくておもしろかった。
でも最近ではGoogleを取り巻く状況も変わってきているのかな?
人工知能とか自動運転とか、どうなんだろう。