孤独のチカラ
著者には暗黒の十年があるみたい。
三十代前半までに体験した壮絶な孤独の年月であるという。
今本は作者が自らの体験を基に推奨する「孤独の技法」である。
僕か印象に残ったのは以下なのだ。
特にテレビは、テレビに出ている人たちが友達であるかのように感じる空間を作り出す。
(中略…)
「△△がすごかったんだ」
(中略…)
そういう話題を身近な友達とすれば、まるで自分がその仲間入りをしている錯覚を起こし、その場では孤独は紛れる。
(中略…)
(プロローグ、ページ数不明)
凄い人の皮を着る。
自分が調子付く、秘技自分酔拳。
世間では右に倣えの思が縦走しているようだ。
僕は左に矢向けるの想で日常を跋扈している。
どちらがよいだろうか。
つまり海外の観光地で同国の者の遭遇し、喜ぶか喜ばないか、2種の人間に分けられると思うのだ。
僕は絶対に喜ばんね。
しかし喜ぶ場面もある、
例えばヨーロッパを巡る汽車の旅に出たとする。
3ヶ月に及ぶ結晶journey。
終着駅でsame Japanの人に出くわす。
そこには分かち合いたい感情が存在するだろうと思う。
本との対峙、itにより世界を異なる切り口で受け取ることができた。
一騎当億の本を見受けた。