新編 山小屋主人の炉端話
著者が丹念に拾い集めたという、各地の山小屋の主人たちの話34編が収められた本。
山で暮らす人から見ると、地上は「下界」と呼ばれるのだな~
山小屋の思い出、自然、人、動物についてなどいろいろな話が載っていた。
どれもハートウォーミングだったりおもしろかったりして、僕は夢中で読んだ。
34編、みな興味深い話が収録されているから本書はすごい。
僕の父の知り合いの方の話も記されていたようで、偶然だなぁと思った。
あと、歩荷(ボッカ)という言葉を今回初めて知った。
山小屋などに荷揚げをすることだという。
ときには100キロを超える荷物を運ぶこともあるそうで、びっくりした。