山怪 弐

山怪 弐

田中 康弘 (著)
山と溪谷社 (出版社)
2017年1月19日 (発売日)
Kindle版 (フォーマット)

ベストセラーだという「山怪 山人が語る不思議な話」の続編。
今回は東北から甲信、北陸、近畿(奈良県)、中国、四国地方まで新たに取材を敢行し、山里の興味深い体験談を拾い集めたみたい。
僕が印象的だったのは「秋山郷の謎の火」、「森の大笑い」、「山の中で聞こえる音は」、「幻の巨大石塔」、「天に昇る煙」、「ヤマミサキ」などかな。
「山の中で聞こえる音は」で語られた、空を覆った雲に轟音が反射して跳ね返るという話はほおと思った。
あと、火の玉やリングワンデリングという現象は日本各地の山であるようだ。
火の玉は、リンが出て燃えているのが原因だという話を聞いたことがある。
それとも本当に狐が化かしているのかなぁ?

そういえば、杣人(そまびと)という言葉を今回初めて知ったな。
木に関する不思議な話も多いみたい。

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