レキシントンの幽霊
著者の7つの短編が集められた本。
高校生くらいの時に読んだことがあったが、再び読み返した。
- レキシントンの幽霊—友人の古い屋敷で留守番をする主人公の不思議な体験
- 緑色の獣—椎の木の根元から突然現われた緑色の獣のかわいそうな運命
- 沈黙—ハードな中高生時代を送った大沢さんの回想
- 氷男—氷男と結婚した女性の話
- トニー滝谷—トニー滝谷の孤独な人生の話
- 七番目の男—七番目の男が語る、恐怖より怖いものとは…
- めくらやなぎと、眠る女—病院に行くいとこに付き添った主人公が8年前を追想する
どの作品もふと考えさせられるような読後感でおもしろかったな。