今邑 彩 (著)
集英社 (出版社) / 集英社文庫
2002年9月1日 (発売日)
文庫 (形式)
12篇のホラー短編が収められた本。
どの短編もラストで驚かされるところがあったりして、面白かった。
僕が特に印象に残った物語は、「穴二つ」、表題の「よもつひらさか」などかな。
「穴二つ」はネットストーカーの話で、昔のパソコン通信をいち早く作品の小道具に取り入れたのだろうなぁ。
「よもつひらさか」は日本神話の黄泉比良坂をもとにした話だ。
黄泉戸喫(よもつへぐい)という言い伝えは僕も知っていた。
黄泉の国の食べ物(黄泉の国の火で作った食べ物)を口にすると、現世に戻れなくなるというものだ。
初代SIRENで言われていたのを覚えている。
僕も気をつけようっと(杞憂もいいところ)
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