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心の逃げ場論 – ゆとりの心理

心の逃げ場論 - ゆとりの心理

山田 和夫 (著)
翠書房 (出版社)
1999年2月 (発売日)
単行本 (形式)

精神科医である著者が、生きがい、ささえ、逃げ場、ゆとりを持つことの大切さを教えてくれる本。
僕はこの著者の本を何冊か読んでおり、内容が重複している部分もあったが、本書もためになった。
不安がもたらす神経症やストレスで引き起こされるストレス病についてもいろいろ書かれている。

僕が特に勉強になったのは第3部と第4部かな。
第3部ではストレスに強い性格・弱い性格について書かれていた。
周りにのめりこむほど依存せず、お互いの自立性を尊重するタイプ4の性格が良いらしい。

第4部では眠りの大切さ、記憶力、ストレスの尺度などについて述べられていた。
ちゃんと朝起きて夜寝ることがいいみたいだ。
それが何億年かけた人間の自然な営みとのこと。
遅く起きるとうつになるらしい。
僕は学生時代、それで元気がなかったか~

そして、ストレスの尺度となる表も載っていた。
表によると、配偶者の死が最大のストレスだという。
一方で結婚もその半分のストレス量があるという。
大小いくつか同時に人生のイベントが重なったりして、生活の変化が急だとストレスがかかりすぎてしまうんだな。
僕も気をつけよう。

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