ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験
2008年にJAXAにより行われた宇宙飛行士の選抜試験についてのドキュメンタリー。
NHKのディレクターと記者の人が著者だ。
読むとおもしろく、感動する場面もあった。
試験に挑んだ人たちはみな宇宙飛行士という夢にむかって努力を続けてきたみたいだ。
独学で英語を勉強した人もいるという。
僕もいろんなことをがんばろうと思った。
選抜試験で徹底して求められたのは「決してあきらめず、他人を思いやり、人を動かす力があるか?」という「人間力」だったらしい。
その人の人生、仕事の経験などから人間性というのはにじみ出るものなのだろう。
最終選抜試験に残った候補者は10人で、ストレスのかかる閉鎖環境の中で2週間の試験を行う。
リーダーシップとフォロワーシップが重要な評価基準だったみたい。
着実に課題をこなす能力や危機に対処する能力ももちろん必要だったのは言うまでもない。
また、宇宙ステーションでは騒音と臭いの2つが特有のストレスになるということを知って、ほうと思った。
そうなんだな~