三田 誠広 (著)
集英社 (出版社) / 集英社文庫
2000年4月23日 (発売日)
Kindle版 (フォーマット)
ワセダ大学小説講義録シリーズの第2弾。
本書は第1弾に続く上級編らしい。
深い作品を書くには理論が必要だと著者は言う。
サルトルの実存の話や、レヴィ=ストロースの構造主義の話、物語構造の話、ドストエフスキーの小説の話などが語られた。
僕が知っていることも多くて、昔読んだ本を思い出したりしたが、深くておいしい小説を書く際にためになることもいろいろ書かれていた。
勉強になるな~
また、南米出身の作家ガルシア=マルケスの「百年の孤独」という本が取り上げられていた。
僕は読んだことがないのだが、おもしろいらしい。
ラストに本シリーズの第3弾も読むか~
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