ゲーテ (著) / 高橋 義孝 (翻訳)
新潮社 (出版社) / 新潮文庫
1951年3月2日 (発売日)
文庫 (形式)
主人公ウェルテルはある女性と出会い、彼女に恋をするが、彼女には結婚相手がいて…という話。
ウェルテルはその女性、ロッテへの恋心から、一人で思い悩む。
そして最後、悲劇的な結末が待っているのだった。
10代で初めてこの本を読んだ時はウェルテルにとても共感した思い出がある。
その頃より年齢を重ねた今読むと、昔ほどはヴィヴィッドに感じなかった。
まぁ、それが僕が大人になったということなのかもしれない。
どんなに好きな人がいても、その人と必ずしも一緒になれるわけではないからなぁ。
しかし、ロッテのことを天使と呼ぶあたり、今も昔も人間の考えることは変わらないなと思った。
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