フィッツジェラルド (著), 小川 高義 (翻訳)
光文社 (出版社) / 光文社古典新訳文庫
2009年9月20日 (発売日)
Kindle版 (フォーマット)
絢爛豪華な邸宅に贅沢な車を持ち、夜ごと盛大なパーティを開く男ギャッツビー。
ここまで富を築き上げてきたのはすべて、かつての恋人を取り戻すためだったという物語。
面白かった。
作者は音楽に造詣が深いな。
ウラディミール・トストフのジャズの世界史が登場した。
デイジーはすごい。
ここまで来たら、ほんの少しで夢に手が届きそうで、つかみ損なうことがあるとは考えなかったろう。夢が後ろにあるとは思いもよらなかった。
(p.217 電子書籍)
僕は夢が前にあると思っていた。
後ろにあるとは思わないだろう。
しかし本書を読んでみて夢が横にあったらいいと思った。
夢と共に歩いていきたい。
ギャツビーは素敵だ。
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