沢木 耕太郎 (著)
新潮社 (出版社) / 新潮文庫
1989年5月29日 (発売日)
文庫 (形式)
ニュージャーナリズムの旗手であるという著者の15編のエッセイが収められた本。
本書は講談社エッセイ賞を受賞したらしい。
ニュージャーナリズムという言葉はどこかで聞いたことがあると思ったら、この間読んだトルーマン・カポーティの作品のあとがきで触れられていたのか。
ジャーナリズムにフィクションの技法を取り入れたということらしい。
「奇妙なワシ」の類型的な表現についての考え、「退屈の効用」の下北沢の高校生の話、「ぼくも散歩と古本が好き」が僕は印象に残った。
あと、著者は知り合いが多いんだなと感じた。
すぐ影響される僕もエッセイを書いてみたくなったな。
関連投稿
- 深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン 沢木 耕太郎 (著) 新潮社 (出版社) / 新潮文庫 1994年4月30日 (発売日) Kindle版 (フォーマット) 著者の旅も完結?の第6巻。 今回はイタリア、モナコ、フランス、スペイン、ポル…
- ポーカー・フェース
- 深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール 沢木 耕太郎 (著) 新潮社 (出版社) / 新潮文庫 1994年2月28日 (発売日) Kindle版 (フォーマット) ノンフィクション作家である著者がユーラシア大陸を旅する本の第2巻。 今回はタ…