沢木 耕太郎 (著)
新潮社 (出版社) / 新潮文庫
1989年5月29日 (発売日)
文庫 (形式)
ニュージャーナリズムの旗手であるという著者の15編のエッセイが収められた本。
本書は講談社エッセイ賞を受賞したらしい。
ニュージャーナリズムという言葉はどこかで聞いたことがあると思ったら、この間読んだトルーマン・カポーティの作品のあとがきで触れられていたのか。
ジャーナリズムにフィクションの技法を取り入れたということらしい。
「奇妙なワシ」の類型的な表現についての考え、「退屈の効用」の下北沢の高校生の話、「ぼくも散歩と古本が好き」が僕は印象に残った。
あと、著者は知り合いが多いんだなと感じた。
すぐ影響される僕もエッセイを書いてみたくなったな。
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